【ポスギャル・バーチャル説】安斉かれんの肩書きは本当か?

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ドラマ「M愛すべき人がいて」で主人公のアユを演じる安斉かれんさん
彼女は女優ではなく2019年にエイベックスからデビューしたアーティストです。

安斉かれん OFFICIAL SITE
安斉かれん OFFICIAL SITE。リリース情報、ニュース情報、プロフィール

私が彼女を初めて見たのは、インスタグラムのストーリーに流れる広告でした。1年くらい前だったと思います。

可愛らしいビジュアルと近未来的な世界観が不思議で惹かれました。

しかし彼女のプロフィールを見てみると

安斉かれんプロフィール

みょ~な胡散臭さを感じてしまいました。

その理由は

ポスギャルという言葉を聞いたことがない
バーチャル説ころか安斉かれんさんの話題をそもそも聞いたことがない

ポスギャルもバーチャル説も、エイベックスが安斉かれんを売るために作り上げたのでは?

という疑問が私の中で浮かんでしまったんです。

 

さらにその疑惑に追い打ちをかけたのは「安斉かれんを偶然見かけ直撃した」という東スポのこの記事

バーチャル説の令和の歌姫・安斉かれん実在していた!本紙記者がついに発見 – 東京スポーツ新聞社
 昨年5月に期待の大型新人としてデビューするも、あまりにも公の場に登場しないものだから“バーチャル説”がささやかれていた歌手・安斉かれん(20)。ついに真相がわかった! 本紙は2月某日、東京・渋谷のド...

う…胡散臭すぎる(笑)

たまたま渋谷のド真ん中で、バッチリメイクに派手な衣装を着た彼女と遭遇したって…。

そもそも、仕事関係者でもない東スポの記者が一目見ただけで「安斉かれんだ」と認識するほどの知名度が彼女にあったか疑問です。(この記事が書かれたのは2020年2月、ドラマM愛すべき人がいて放送前)

どうにもその疑問が治まらない私は、彼女の「ポスギャル」という肩書と「バーチャル説」について調べてみることにしました。

「ポスギャル」について

「ポスギャル」はどこから生まれた?

まずはGoogleで「ポスギャル」と検索してみると

ポスギャルGoogle検索
安斉かれんさんの記事しか出てきませんでした。
やはり彼女以外にポスギャルと呼ばれる人たちは存在しないのでしょうか?

そうだ、ギャルといえばインスタ!

Instagramのハッシュタグ検索で「♯ポスギャル」を調べてみると

インスタ ハッシュタグ検索

安斉さんの他にもギャルの写真がいくつか出てきます。
全投稿件数は56件(2020年6月11日現在)。あまり浸透した言葉ではないようですね。

ポスギャルという言葉を最初に投稿したのは誰なんでしょうか?

検索結果を時系列に並べ

インスタ ハッシュタグ検索
一番古い投稿を見ると

 

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#ポスギャル 💜💜

片岡まり(@mari_05111224)がシェアした投稿 –


最初に投稿したのは片岡まりさんという方。nutsというギャル雑誌の編集長です。

片岡さんの隣に写っているのはそのnutsのモデル椎名美羽さん。
この投稿にはRELECT by RUNWAY channel Lab.(リレクト)というアパレルショップの場所が位置づけされています。

3番目の投稿でついに安斉かれんが登場!

投稿したのは先ほど片岡さんの隣に写っていたモデル椎名さん。投稿文には「リレクトのみんな」とあり、背後の建物が最初の投稿にもあったアパレルショップRELECT by RUNWAY channel Lab.(リレクト)です。

片岡まりさんの投稿によって最初にインスタに「ポスギャル」が登場したは2019年の3月17日。これはRELECT by RUNWAY channel Lab.(リレクト)のオープン日の翌日です。

ということで、この「ポスギャル」はリレクトというショップから発信された言葉と考えていいでしょう。

そしてそのリレクトこそ、安斉かれんがデビュー前に働いていた渋谷の人気ショップだったのです。※先ほどのプロフィール参照

インスタで安斉さんと共に並んだギャル達は皆このリレクトの店員さんだったようです。彼女たちが「ポスギャル」という存在なのでしょうか。

 

「ポスギャル」発祥の店 リレクトとは

ポスギャル」を生み出したリレクトとはどのようなショップか調べてみたら

ギャル向けの古着屋が渋谷に限定オープン、エイベックスとマークスタイラーが協業
エイベックスが、ギャル向けの古着を販売するアンテナショップ「リレクト バイ ランウェイ チャンネル ラボ(RELECT by RUNWAY channel Lab.)」を、3月16日から5月中旬までの期間限定で渋谷・スペイン坂に出店する。

 

何と!安斉かれんの事務所エイベックスが出店したショップでした。

やはり「ポスギャル」という言葉の誕生の裏には安斉さんの所属事務所エイベックスが存在していたわけです。

♯ポスギャル」と一緒に投稿されており、おそらく同じような意味を持つ「♯次世代ギャル」もインスタで検索してみると、

次世代ギャル インスタ検索

最初3件はギャルとは関係なさそうな一般人の投稿で、4件目に例のリレクトを宣伝するインフルエンサーの投稿が登場


この「次世代ギャル」という言葉もやはりリレクト=エイベックス発信のようですね。

同じく「ポスギャル」と一緒に投稿されることの多い「♯ポストーキョー」について調べたところ

これもエイベックスが製作した雑誌「POSTOKYO.JP(ポストーキョー)」のことでした。※アパレルブランドjouetieが展開するショップ「POSTOKYO by jouetie」とは別物

https://fashion-j.com/archives/110774

雑誌ポストーキョーは第1弾から表紙に安斉かれんさんが登場してます。

私が胡散臭いといった東スポ「渋谷で安斉かれんを発見した」記事の安斉さんは、この雑誌の撮影中だったのではないでしょうか。

ポスギャルの出どころが分かったところで、改めて安斉かれんの経歴を並べてみると

2015年 エイベックスアカデミー入学

2019年3月16日 エイベックス出店の渋谷のアパレルショップRELECT by RUNWAY channel Lab.で働く(同年5月中旬までの期間限定ショップ)

2019年4月 コスメブランドM・A・Cのビジュアルモデルを務める

2019年5月1日 エイベックスからCDデビュー

2019年5月18日 エイベックス制作の雑誌「POSTOKYO.JP(ポストーキョー)」創刊。表紙を務める

 

私は元々渋谷のショップ店員だった安斉さんをエイベックスがスカウトし、アーティストデビューさせたと思っていたのですが

実は彼女がショップ店員として働きはじめたのはデビューのわずか2か月前で、しかもエイベックスの手がけたショップ。

つまりショップ店員もブランドモデルもCDデビューの直前、プロモーションの一環だったようです。

そしてこの流れから、ポスギャル、次世代ギャル、ポストーキョーに通ずる「ポスト=次世代」という文化を、エイベックスがかなり力を入れて広めようとしていることが分かりました。

このストカルチャーのトップアイコンとして存在しているのが安斉かれんのようです。

 

ポスギャル、そしてポストカルチャーとは?

前述した雑誌 ポストーキョーの公式サイトに「ポスギャル」のメンバーが紹介されていました。

POSTOKYO
「好きなことで生きていく」「参考は自分自信」。確かな価値観を持った子が多いポストミレニアル世代。だけど、実際は憧れと現実の間で葛藤している子たちも多い……。そんなPOST(次世代)GALたちと創る新世代カルチャーマガジン『POSTOKYO』(ポストーキョー)。

安斉かれん以外にも「ポスギャル」が存在するようです。「ポストーキョー」のモデル=ポスギャルという位置づけなのでしょうか。

雑誌「ポストーキョー」の形について、こんな紹介がされていました。

「憧れ≒デジタル」「現実≒アナログ」。そのギャップを繋ぐ象徴として『POSTOKYO. JP』は表紙のみをアナログ版で発行。縦6.5cm×横5cmという目新しい小さなサイズとなるカバーには、ゆらゆらと世界が揺らめくレンチキュラー印刷を採用。

カエルムとエイベックスの共同制作による、次世代型カルチャーマガジン『POSTOKYO.JP(ポストーキョー)』第3号は人気令和teenが勢ぞろいした豪華なラインナップ! | エイベックス・ポータル - avex portal
ファッション誌「NYLON JAPAN」などを主軸として常に新しいトレンドを発信し続けるカエルムと、総合エンタテインメント企業のエイベックスが共同で制作を手がけ、若者の間で話題となっている、次世代型カ…

アナログとデジタルを融合、それがポストーキョーのあり方、つまり「ポストカルチャー」のようです。

 

ポストカルチャーと安斉かれん

アナログとデジタルの融合というのは、実は安斉かれんのプロモーションの形にも表れています。

安斉かれんは1stシングルから4thまで全てのシングルを、デジタル配信のほか8cmシングルCDで発表しています。(販売ではなくタワーレコード限定で無料配布)

古さと新しさが融合した不思議なプロモーションですよね。

安斉かれん、2ndシングルを8cmシングルでタワレコ限定無料リリース | BARKS
安斉かれんが、デビュー3部作シリーズの第2弾「誰かの来世の夢でもいい」を全国タワーレコード店頭限定で、8cmシングルとして無料リリースした。◆ミュージックビデオ8cmシングルはレコードに代わる新たな音源の形として2...

 

そして2ndシングルのジャケット写真!これはいわゆる「聖子ちゃんカット」では?

 

この投稿をInstagramで見る

 

誰かの来世の夢でもいい (Prod.by Carpainter) Available on January 22th. 新たなサウンド・デザインとビジュアライゼーションによる『誰かの来世の夢でもいい (Prod.by Carpainter)』は、本日1月22日より、音楽サブスクリプションサービス限定で配信スタート🌈 スーパーファンタジーなジャケット写真は、Amber RoseやRihannaなどを次々とシュートし、世界から注視されているフォトグラファーCHARLOTTE RUTHERFORD (シャーロット・ラザフォード) Photographer : @charlie__chops Styling : @ribbon8 Hair & Make-up : @torivomit Art Direction : @midori_kawano #kalenanzai #誰かの来世の夢でもいい #charliechops

安斉かれん(@kalenanzai)がシェアした投稿 –

 

私は最初「ポスギャル」は、安斉かれんを売り出すためにエイベックスが無理矢理生みだした存在なのかと思っていました。

けれど実際は逆で、古さと新しさが融合されたポストカルチャーを広めるために「ポスギャル」なるアイコンが存在し、その筆頭が安斉かれんだといえるのではないでしょうか

 

 

今後は安斉かれんの他にもポストカルチャーを広めるポスギャルが現れるかもしれませんね。

【おまけ】ポスギャルの言語感

私がいつも安斉かれんさんのTwitterで気になっていたのが、度々現れる「~ヨ!」など語尾をカタカナにする言語感。


これはネット上で「おじさん語」といわれています。


私は「安斉かれんのSNSは実はおじさんが投稿しているのでは?」と疑っていたんですが
他のポスギャルもたまに語尾をカタカナにしています。⇒参照

語尾のカタカナはポスギャル語でもあるのでしょうか?

 

安斉かれんバーチャル説について

次に「安斉かれんバーチャル説」が本当に存在していたのかどうかを調べました。

まずはGoogle検索

Google検索画面

やはり「バーチャル説がある」というニュースだけで、その説そのものを唱えている記事は見つかりませんでした。

前述の「ポスギャル」はインスタで検索しましたが、噂話と言えばTwitterだろう、ということで「安斉 バーチャルでツイートを検索してみます。

時系列にさかのぼってみると、最初の投稿は偶然にも(?)安斉かれんのデビュー日2019年5月1日

Twitter検索

 

最初の投稿から約4か月後の8月30日には「バーチャル説を唱えるニュース」が一気に投稿されています。

Twitter検索

「バーチャル説を唱えるニュース」が登場する8月30日までの4ヶ月間に「安斉 バーチャル」の投稿は8件(安斉かれん以外を指す投稿は除外)

同じ方法で「安斉 実在」「安斉 CG」でもツイート検索し、「安斉 バーチャル」と重複した投稿を除外すると下記のような結果になります。

ワード投稿件数(2019年8月30日迄)
安斉 バーチャル8
安斉 実在4
安斉 CG14

合計26件ほどの安斉かれんのバーチャル説を唱える投稿がありました。

とうことは、この26件ほどの投稿によって「安斉かれんバーチャル説」は生まれたようです。

これを多いととるかか少ないととるかは難しいところですが、デビューしたての新人にしては多い方ではないかと思います。

よって「安斉かれんバーチャル説」は確かに存在した(規模は小さめ)といえます。

まとめ

安斉かれんの経歴は、エイベックスによる若干の作られた感はあるものの、嘘はなくバーチャル説も確かに存在していました。

ポスギャル」は安斉かれんを売り出すため、というよりもエイベックスが生み出す「ポストカルチャー」を広めるための壮大なプロジェクトの一環として存在し、そのトップアイコンとして安斉かれんが存在するのではないでしょうか。

今後エイベックスがどんな形でこのポストカルチャーを広めていくのか楽しみにしていたいと思います。

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