ここ数年で大ブームとなっている2.5次元舞台とは、アニメや漫画、ゲームが原作となった舞台です。
しっかりとした原作があるだけに、面白そうと思っても「原作知らないから」という理由で見るのをやめてしまうこともありませんか?
実は2.5次元の多くは原作を知らなくても十分楽しめるように作られています。
今回は、私が実際に原作を全く知らずに見て特に面白かった2.5次元作品を紹介します。
最後には原作を知らずに楽しめる2.5次元作品選びのポイントも解説!
舞台「魍魎の匣」【2019年】
メインビジュアル公開!!
橘 ケンチ演じる京極堂を中心に、美馬坂幸四郎(西岡德馬)、
鳥口守彦(高橋健介)、木場修太郎(内田朝陽)、
関口 巽(高橋良輔)、榎木津礼次郎(北園 涼)、
柚木陽子(紫吹 淳)が並びます。
舞台「魍魎の匣」どうぞご期待ください。
【公式HP】https://t.co/7TqmbnySpF pic.twitter.com/JVSKKhtXcB— 舞台「魍魎の匣」 (@stage_mouryou) May 30, 2019
舞台「魍魎の匣」とは
原作は京極夏彦氏の長編推理小説。2007年に映画化もされました。
2.5次元と言っていいか微妙なところですが2007年~2010年に漫画化、2008年にテレビアニメ化もされています。
主演はEXILE THE SECONDの橘ケンチさん。他には北園涼さん、高橋健介さん、田口涼さんなど2.5次元で活躍する俳優さんも出演されています。紫吹淳さん西岡徳馬さんらTVで活躍する大御所で脇を固めているのも特徴です。
舞台「魍魎の匣」の感想
私は完全に原作未履修の状態で見ました。
たまたまニコ生で配信されているのを見つけ、前半無料だったので見てみたところ、あまりに面白くて、続きを見たいがためすぐにプレミア入会してしまいまった作品です。
一度見たら結末が気になって仕方ないストーリーが一番のオススメポイント。
主演の橘ケンチさんはEXILEのダンサーとあって少し驚かれるかもしれませんが、ホリの深い顔立ちに着物姿がとてもよく似合っていて、演技も全く違和感なかったです。むしろ普通の俳優さんではこの独特の雰囲気と色気は出ないのかもしれません。少しだけ舞を披露するシーンはさすがに動きにキレがありました。
舞台「魍魎の匣」が見られる動画配信サービス(VOD)
2020年6月現在舞台「魍魎の匣」はDVD及びブルーレイが販売されていませんので、動画配信でのみ視聴可能です。DVDの代わりに期限なしで高画質映像を買うことができます。
そして2020年6月現在舞台「魍魎の匣」が定額見放題で見られるのはdアニメストアだけです。
レンタル扱いをしているサービスでは、別途料金を支払うと期間限定で見られます。
舞台 | アニメ | 実写映画 | |
dアニメストア | ○ | ○ | × |
アマゾンプライム | × | × | ○(レンタル) |
U-NEXT | × | ○ | × |
dTV | × | × | × |
× | × | × | |
FOD | ○(レンタル) | × | × |
○(レンタル) | × | × | |
music.jp | ○(レンタル) | ○(レンタル) | ○(レンタル) |
ABEMA | × | × | × |
舞台「パタリロ!」【2016年】
舞台「パタリロ!」って?
原作は「翔んで埼玉」等でお馴染みの魔夜峰央氏のギャグ漫画。
1978年連載開始で1982年にはアニメ化もされました。
2018年に舞台2作目「舞台「パタリロ!」★スターダスト計画★」が上映され2019年には舞台版と同じメインキャストとスタッフで実写映画が公開されました。
舞台「パタリロ!」の感想
「パタリロ!」名前は聞いたことありましたが世代的に漫画もアニメも目にしておらず、内容を全く知らずにdアニメストアの動画配信で見ました。
美少年同士の濃厚なキスシーンやきわどいギャグが印象的でしたが、終始テンポよく楽しかったです。キャラクターのビジュアルはもちろん間に挟むギャグも現代版にアレンジせず、あえて当時の雰囲気が出ているのが逆に斬新で面白かったです。
舞台「パタリロ!」が見られる動画配信サービス(VOD)
舞台「パタリロ!」は発売中のDVD及びブルーレイでも見ることが出来ます。
そして2020年6月現在舞台「パタリロ!」が定額見放題で見られるのはdアニメストアだけです。
舞台 | アニメ | 実写映画 | |
dアニメストア | ○ | ○ | 〇 |
アマゾンプライム | ○(レンタル) | ○(レンタル) | ○(レンタル) |
U-NEXT | × | ○ | ○ |
dTV | × | × | × |
× | × | × | |
FOD | × | × | × |
○(レンタル) | × | × | |
music.jp | ○(レンタル) | × | ○(レンタル) |
ABEMA | × | × | × |
原作知らないでも楽しめる作品選びのポイント
あくまでも主観ですが、原作を未履修でも楽しめる2.5次元舞台作品を選ぶポイントを紹介します。
- 初演、一作目
説明するまでもないですが、初めての舞台化なら初見の方にも分かりやすいように作られていることが多いです。
- 2.5次元以外で活躍するキャストがいる
そのキャストさんのファン(原作や2.5次元に馴染みのない人)が見るのを想定されているため。宝塚出身の方やTVでみたことがある名前を目にしたらチェックしてみましょう。
- 生で見る
生の観劇に勝るものはありません。原作知らないのにわざわざチケット取ってる人は少ないとは思いますが、もし機会があれば。動画配信で面白い作品に出会うといつも「現地に観に行きたかった」と後悔します。
- 原作がアプリゲーム
ゲームのプレイヤーやキャラクターのファンが楽しめるように作られている印象。アプリゲームはプレイしながら世界観を掴んでいくものなので、ストーリーよりもキャラクターの魅力が重視される傾向があるのも理由かも。
- アイドルもの
こちらも原作キャラのファン向けに作られている印象。特にライブシーンは観客がペンライトを振ったり掛け声があったり、独特の世界観があります。むしろストーリー関係なく、キラキラした人達を見ながらワイワイ楽しみたい!という方にはオススメです。
本ページの情報は2020年6月現在のものです。最新の配信状況は各公式ページでご確認ください。
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